【統計検定3級】CBT試験を受験した感想|2週間で合格した勉強法

統計

先日、統計検定3級を初めてCBT方式(ネット試験)にて受験してきました!!

結果は、72点/100点で無事合格しました!!  (合格点は65点/100点)

CBT試験を受験した感想(感じたこと、注意したほうが良いこと)、及び勉強法をご紹介致します。

※統計検定についての概要は以前紹介しておりますので、以下ご参考いただければと思います。

統計検定とは|役に立つ資格か?知識ゼロでチャレンジ
統計検定とは?知識ゼロ、文系の筆者が統計検定3級にチャレンジしてみます。

CBT方式(ネット試験)とは?

■ ネット試験(CBT方式)は、「Computer Based Testing(コンピュータ ベースド テスティング)」の略称で、従来から実施されているペーパー試験ではなく、コンピュータを使った試験方式です。試験結果は試験終了後即時に分かります。

■ 試験会場となるテストセンターは全国に数百か所あり、1年間(一部休止期間あり)を通じて好きな日時で受験可能です。

■ 統計検定では、準1・2・3・4級がネット試験(CBT方式)に対応しています。(1級は対象外)

■ 統計検定3級の問題数は全30問、合格基準は65/100点です。(選択式、制限時間60分)

■3級の受験料:一般価格6,000円、学割価格4,000円です。

■持ち物:身分証明証、電卓 (ペンとメモ用紙は会場から貸出しされます。また、後述のOdssey登録の上、当日IDとPWをPCに入力する必要がありますので、メモしておくことをおすすめします。受験票などは特に送られてきませんでした。)

再受験(2回目以降の受験)は、前回の受験から7日以上経過することが必要です。

■ 以下、CBTリンク先 (初めての申し込みの場合、以下Odsseyへの登録が必須です。)

統計検定 | Odyssey CBT | オデッセイ コミュニケーションズ
オデッセイ コミュニケーションズの運営するCBT試験システム

■会場:以下リンクから好きな会場を選ぶことが出来ます。

試験会場のご案内

⇨土日などは、空きがないことも多々あるので、早めのご確認/予約をおすすめします。

⇨尚、統一の企業(団体)が全会場を管理しているのではなく、様々なパソコンスクールがCBT試験を実施しているようで、試験会場の予約の仕方などは会場によって異なりました。場所によっては、Odsseyの登録のみならず、試験会場先の登録も必要になりますので、少し違和感を感じる部分あるかと思いますが、案内に沿って登録すれば問題ありませんでした。

⇨会社費用で受験される方、領収書が必要な方は、この会場予約の際に、領収書が必要な旨をあわせて記載する必要がありますので、忘れずにご注意下さい。

受験してみた感想

受験した率直な感想としては「思ったより難しい・・・基本問題さえ抑えておけば誰でも合格できるです。

私自身、受験しながらあまり手応えがなかったので、これは不合格かなと思ったところ、ギリギリ合格していたので、かなりほっとしてました。(実際ボーダーギリギリでの合格でしたが)

問題としては、確率などを求める計算問題やグラフを読み取る問題、また用語とその公式が頭に入っているか(標準偏差など)が大きな構成かと思います。

その中でも、特にグラフから正しい内容を読み取る問題は、あくまで基本問題の位置、かつ確実に回答すべき問題です。

計算問題などは、その時々で解き方が思い浮かばなかったり計算ミスもありますが、グラフから正しい内容を読み取る問題は国語の問題に過ぎないので、ここはチャンス点です。(ある意味、素直に考えれば誰でも解けます。)

2週間で合格した勉強法

私が実施したことは、3年分の過去問を解き、分からないことをテキストを見て復習したのみです。

以下過去問題集とテキストを購入して勉強しました。



3点補足させていただきます。 ※重要

①問題集⇨テキストの順番で勉強すること。

⇨問題集を先に解き、分からないところをこのテキストで勉強した方が、早く合格に近づきますし、勉強効率もグッとよくなります。上記テキストでの勉強は文字ばかりでかなり眠たくなります・・

(私自身、最初はテキスト⇨問題集の順番で進めようと考えていましたが、テキストを30ページ読んだところで、停滞してしまいました)

②過去問題集は、今現在購入しなくても統計検定の公式HPに2年分過去問題が掲載されている。

|統計検定:Japan Statistical Society Certificate
「統計検定」とは、統計に関する知識や活用力を評価する全国統一試験です。問い合わせ:統計検定センター

⇨ただHPの過去問題には2年分しかないこと(問題集は3年分)、また、HPの過去問題には解説がないことから、基本は問題集を購入した方がいいと思います。

(ただ、力試しに先ずはHPで過去問を解いてみると言うのは全然アリです)

2020年4月から新出題範囲が追加されている。

⇨2020年4月から統計検定3級の試験範囲に、「相関と回帰」、「確率分布」、「統計的な推測」に関する問題が追加されています。過去問題に含まれていない可能性がありますので、しっかりと抑えておきましょう。今現在、以下公式HPに教材と例題が載っています。(私が受験した際も、これらから問題が出題されました)

統計検定3級|統計検定:Japan Statistical Society Certificate
「統計検定」とは、統計に関する知識や活用力を評価する全国統一試験です。問い合わせ:統計検定センター

注意した方がいいこと

CBT受験の際に注意した方がいいことをご説明します。

①PC操作に慣れておくこと

⇨試験は基本全てPC操作です。択一試験なので、何かタイピングすることはないのですが、日頃PCを触られていない方は、操作に緊張して肝心の試験内容に支障を来たす可能性があります。操作方法などの用紙が配られますので、しっかりと目を通して、落ち着いて試験に挑むようにしましょう。

②試験会場には早め(遅くとも10分前)に到着しておくこと

⇨交通状況によっては遅刻の可能性もありますし、到着後も受付や注意事項の確認などいろいろと実施することがありますので、時間に余裕をもっていきましょう。

(私自身、ビルの7階にある会場で受験しましたが、エレベーターが並んでいたことでかなりギリギリの到着で冷や汗をかきました・・・)

他の受験生もいるので注意散漫になりやすいこと

⇨試験会場はPCが並べられており、指定された席に座って受験することになりますが、よほどのことがない限り、他にも受験生がいます。しかも、受験開始のタイミングも皆異なりますので、入退室者もひっきりなしにいます。そのため、意外と注意が散漫になりやすいです。ただ、全員が統計検定を受験しているのではなく、皆バラバラの試験を受験しているので、そう考えると落ち着けるでしょう。

おわりに

統計は、昨今注目を集めている分野です。

初学者である私でも仕事をしながらたった2週間で合格できましたので、誰でも合格できる試験だと思います。

以上の内容が少しでも皆さんのお役に立てたら幸いです。

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