統計検定とは|役に立つ資格か?知識ゼロでチャレンジ

統計

近年、「DX」という言葉が頻繁によく聞かれるようになり、マーケティングにおける市場調査や製品開発などの現場で、データサイエンティストの需要が高まっています。

データサイエンティストには様々なスキルが必要とされており、その中でも資格として注目されつつあるのが、統計検定です。

私の務める会社でも統計検定3級を取得することが数年前から推奨されており、この度、統計検定を受験することに致しました。文系で知識ゼロの私が受験する軌跡を、体験談も絡めながらご紹介できればと思います。

※尚、本投稿をした時点(2021/11/20)では、まだ受験しておらず、あくまでもこれから受験しようと考えておりますので、その点はご承知おき下さい。

統計検定とは

「統計検定」とは、統計に関する知識や活用力を評価する全国統一試験とされております。

統計検定の試験には、難易度の低い順から4級、3級、2級、準1級、1級とあります。

2級~1級は、比較的難易度が高い代わりに、統計データ・統計学の知識に基づいた統計解析手法の活用方や問題解決の能力が身に付きます。ですので、実際に仕事で役立ち、社会人の方々には実用的なレベルと言えます。

一方で、3級・4級はデータの基本的なまとめ方や読み取り方、活用方法が中心に出題されることから学生でも受験に最適です。もちろん、社会人でも入り口としては良いと言えます。

役に立つ資格か

私の見解としては、「役に立つ」です。

何故なら、現在社会で求められている人材というのは、「膨大なデータを整理し、それをどう活用するかを分析し、実践出来る人」であるからです。

昨今では、ひと昔前の「紙ベースでの管理」から「電子ベースでの管理」へシフトしてきており、集めたデータを整理して、可視化し、活用につなげていくというサイクルの重要性が高まってきております。

また、インターネットで検索すれば大抵のことは分かりますので、それらデータを活かして、価値をどう創出するかを企業は日々求められているのが現状です。

ただ、データをどう活用すれば良いのか分からない人が多いと言うのが今の日本です。

何故なら、分析の仕方などは(専門で学んでいない限り)誰にも教わらないからです。

ただ、今後生きていく上では、文系理系問わず、データ統計というのは必須のスキルとなっていくと言っても過言ではありませんので、統計検定は今後意味のある資格と言えるでしょう。

私も統計検定3級にチャレンジしてみます。

と言うことで、見出しの通り、私も統計検定3級にチャレンジしてみたいと思います。

統計検定3級の内容は以下です。

①出題範囲 (統計検定4級の内容含む)

  • データの種類(量的変数、質的変数、名義尺度、順序尺度、間隔尺度、比例尺度)
  • 標本調査と実験(母集団と標本、実験の基本的な考え方、国勢調査)
  • 統計グラフとデータの集計(1変数データ、2変数データ)
  • 時系列データ(時系列グラフ、指数(指標)、移動平均)
  • データの散らばりの指標(四分位数、四分位範囲、分散、標準偏差、変動係数)
  • データの散らばりのグラフ表現(箱ひげ図、はずれ値)
  • 相関と回帰(散布図、擬相関、相関係数、相関と因果、回帰直線)
  • 確率(独立な試行、条件付き確率)
  • 確率分布(確率変数の平均・分散、二項分布、正規分布、二項分布の正規近似)
  • 統計的な推測(母平均・母比率の標本分布、区間推定、仮説検定)

②出題形式:4~5肢選択問題

③問題数:30 問程度

④試験時間:60分

⑤合格水準:100点満点で65点以上で合格

⑥受験料(一般価格):6000円

終わりに

今後、統計検定3級を受験してみて、みなさまにも感想を共有できればと思います!!

また、次の更新にて!!

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