中国留学編⑨:中国留学と台湾留学の違いとは?

中国語

こんにちは、今日は中国留学と台湾留学の違いに関して、それぞれの特徴を元に、解説致します。「中国語を学びたいけど、中国に行くのが良いのか、台湾に行くのが良いのか、違いがわからないという方に少しでも参考になれば幸いでございます。

【前置き】
私は、2015~2016年(当時19~20歳)の時に、通ってた大学の交換留学制度を用いて、上海にある同済大学に1年間留学をしたことがあります。当時の経験を踏まえ、これから中国留学に行かれる人・行こうか検討中の人向けにおすすめします。※中国留学前は、「你好(ニーハオ)」や「谢谢(シェイシェイ)」くらいしか分かりませんでしたが、1年でペラペラになりました。それを証明するものとしてはHSK6級に合格しました。(中国語試験で最上級のレベル)また、英語もTOEIC845点で仕事でも日常から使ってます。

【結論】
大きく分けて以下の違いが挙げられます。
①使用する文字が違う
②ビザのの期間が違う
③人口、国土の広さが違う

【各論】
①使用する文字が違う
ここが最大の違いです。中国では簡体字という文字を使用しており、一方で、台湾では繁体字という文字を使用しています。ざっくり言いますと、繁体字は画数の多い文字で、簡体字はそれを画数を少なくしたものです。例えば、「すみません/ごめんなさい」という言葉は、中国の簡体字では「对不起」と示し、一方、台湾の繁体字では「對不起」と示します。発音は同じなのですが、使う文字が異なります。また、これはかなりマニアックなのですが、携帯などで、文字を打つ時もキーボードが異なり、中国で中国語を学んだ私は台湾の繁体字というのは、扱えない言語です。ただ、繰り返しになりますが、発音は基本同じなので、コミニケーションは可能です。

②ビザの期間が違う
台湾では、3か月以内ならビザ不要で滞在可能ですが、中国の場合は、ビザがない場合は15日間までの滞在になります。それ以降は留学生ビザを取得しなくてはいけません。但し、学校の入学許可書と少し必要書類をもって申請すればOKですので、それほど大きな壁ではないかと思います。
(ちなみに、私は何度か仕事の出張で中国に行きましたが、2週間ギリギリ滞在したこともあります)

③人口、国土の広さが違う
「当たり前じゃん」と言われてしまうかもしれませんが、生活する上ではかなり違いがあるかと思います。中国に行くと分かると思いますが、人生で目の当たりにしたことのない人の数に圧倒されてしまいます。また、あまりにも広すぎるので、1年で全ての箇所に旅行しようとするのは不可能に近いです。一方で、台湾は九州と同じくらいの国土の広さです。ですので、台湾を色々周遊することも可能だと思います。

最後に、、、
今回中国留学と台湾留学の違いについて、3点挙げさせていただきましたが、どっちが良い!というものはございません。ですので、各々の目的だったり、行きたいという直感に従うのもありだと思います。私自身、中国も台湾もどちらも行ったことありますし、どちらの国にも友達がいますが、それぞれに良さがあり、中国も台湾も大好きです。ただ、そんな中で個人的におすすめするのであれば、やはり中国です。自分自身が中国に行ったからそう言うというのも確かにあるかもしれませんが、やはり上記に挙げた①の理由で、使用する文字が異なること、またビジネスでよく使うのは、中国の簡体字であるからです。もし、将来仕事で中国語を使いたい、と言う方がいらっしゃれば、簡体字を使う中国留学が良いのではないかな〜と個人的には思います。
以上です、何かご質問あれはいつでもお待ちしてます♪

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