【TOEIC 2ヶ月で500点から855点にUP】実践したこと3つ

英語

就職や転職、更には昇進や昇給の条件としても活用されているTOEIC、学生やビジネスパーソンにとっては必須スキルになりつつあります。

また、マーク式の試験であるTOEICは、勉強した分だけスコアを伸ばすことが可能な試験のため、英語学習初心者でも、比較的簡単に取り組めるというメリットもあります。

今回は、「とにかくTOEICの点数を上げたい」という方向けに、2ヶ月で500点から855点まで上げた私の経験談を踏まえ、実践したこと3つを紹介したいと思います。

はじめに

私は、大学時代に中国(上海)に1年間交換留学をしたことがあります。中国ですので、もちろん公用語は中国語でしたが、留学生同士の会話では当たり前のように英語が用いられておりました。当時TOEIC500点であった私は、もちろん会話もままになりませんでした。

一方で、今回ご紹介する勉強法にてTOEIC855点を(大学時代に)取った後は、希望の大手メーカーに就職し、業務では、英語でのメール/電話会議/資料作成など、昔の自分では信じられないほど英語を使いこなすようになりました。もちろん、レベルはネイティブには程遠く、まだまだ勉強の必要はありますが、800点以上あれば、大きく仕事の幅も広がると思います。

「何のためにTOEICの点数をあげるのか」という明確な目標も大事だとは思いますが、少なくとも、ある程度のTOEICスコアを持っていれば、今後の人生にプラスに働くと思います。今回の記事が、少しでも皆さんの勉強の後押しとなれば幸いです。

実践したこと3つ

金のフレーズで英単語を暗記する

もしあなたのTOEICの点数が600点未満であれば、英単語の暗記数に比例して、飛躍的に点数が伸びるでしょう。リーディングでもリスニングでも英単語は基礎になりますので、「この英単語ってどういう意味だっけ?」という状況を無くすのが1st ステップです。

もちろん、英単語の暗記は、地道で時間もかかりますので、苦手だという方が多いのも事実です。ただ、英単語の暗記が一番スコアアップに直結し、また、英単語を暗記さえすれば、その後の勉強自体のストレスも大きく軽減されるので、ここを乗り越えられるかどうかが最重要ポイントです。

では「どうやって英単語暗記するのがいいのか」について解説します。

私は、「TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ」を使って勉強しました。


金のシリーズと言われるこちらの書籍は、かなり有名で、多くの方がおすすめしてますが、本当に素晴らしいです。TOEICで出る単語を比較的過不足なく、これ一冊でTOEICの試験範囲を網羅できると言っても過言ではありません。私自身この英単語を覚えたことで、飛躍的に点数が伸びました。

アドバイスとして、以下二点を意識して、勉強をすることをおすすめします。

①全てのページを完璧に覚えようとはせず、何度も何度も確認しながら勉強すること(質より量)

⇨英単語を暗記すると言っても、一度で覚えるのはかなり厳しいです。「先ずは読んで理解して、頭の中で覚えているかを空でチェックして、また確認をして・・・」という作業をひたすら繰り返して下さい。尚、本書の後ろページに行けば行くほど、テストでの単語頻出度は減っていきますので、単語のボリュームに圧倒される方は、先ずは前半ページを覚えるということでも、かなり有効だと思います。とにかく、何度も繰り返して定着させましょう。

②他の英単語集に手を出さず、この1冊を一貫して使うこと

⇨書店に行くと、戸棚に置いてあるどの参考書も魅力的に見えてきて、ついつい複数購入してしまうけど、結局どれも中途半端に終わってしまった・・ということはありませんか?(私はよくありました) 結論、英単語集については1冊で十分です。というより2冊以上を使うと、勉強の効率が落ちます。何故なら、どの英単語集にも同じ単語が載っており、既に覚えた英単語に時間をかけることになり、時間の無駄だからです。復習になるから良いのでは?と思うかもしれませんが、それなら1冊の英単語集で復習可能ですし、1冊で勉強していた場合、「あ、この英単語はP25の左上にあったやつだな・・」と脳が勝手に覚えてくれるということも時折あるからです。

アプリを活用して文法を鍛える

文法は、「TOEIC®テスト文法640問」のアプリを使って勉強しました。

App Store. Google Play

↑↑現在、App storeではインストールできないようになっている?かもしれません↑↑

同じ種類のアプリで最新版の「英語文法問題840問 TOEIC®テストPart5対策」を載せておきます。

App Store Google Play

どちらも有料アプリではありますが、精度は非常に高く、本番さながらの問題形式、また、解説でも重要なポイントをわかりやすく押さえてくれているので、文法スコアのアップにはかなり有効です。

また、場所を選ばないため、電車での移動時間やちょっとした隙間時間にもサクッと問題を解くことができるので、とても重宝していました。

更に、お気に入り登録、解答時間の表示、自信なしで正解した問題の復習、最後に解いた日時を指定した復習など多数の機能があるので、下手に文法の参考書を購入するくらいなら、このアプリを活用した方が良いと思います。

問題集を5~10回分解く

「げっ、そんなに?」と思われるかもしれませんが、私はこれがあったからこそ、500点から855点にスコアアップ出来ました。(逆を言うと、これくらい実践を積まないとかなり厳しいと個人的には思います。)

ちなみに、以下問題集を使ってました。

(1) 公式TOEIC Listening & Reading 問題集

(2) スコアが上がるTOEIC L&Rテスト本番模試600問

(3)TOEIC(R) L&Rテスト 究極の模試600問

問題集を解く上で重要なポイントは以下です。

①時間を計測する

 ⇨最初は時間内に問題を解き終わることはかなり難しいと思います。ただ、回数を重ねるごとに、どのパートでどのくらい時間をかければ、時間内に問題を解き終わることが可能か、徐々に分かってきますので、時間を計測しながらやりましょう。(必ずしも全問を一気に実施する必要はなく、特定パートだけでも良いので時間は計測しましょう)

②復習/問題を何度も解く

⇨「問題集を5~10回分解く」とコメントしましたが、それだけで良いわけではありません。復習こそが大きな鍵を握ります。何故その問題を間違えたのかを一つずつ確認し、確認が終われば再度同じ問題を解き直して理解を深めましょう。私は同じ問題を少なくとも3回は解いていました。くれぐれも解きっぱなしにしないよう気をつけましょう。

③難しい問題に足止めをされない

⇨TOIECは990点満点です。全く同じ問題に対し、中には300点の人もいますし、900点の人もいます。では仮に、900点の人が解けなかった問題を300点の人が解けるでしょうか?もしかしたら解けるかもしれません(あるいは、当てずっぽで正答するかもしれません)。ただここで言いたいことは、TOEIC990点の問題には、簡単な問題から難しい問題までバランスよく散りばめられているということです。もし、満点を取りたいのであれば話は別ですが、先ずは自分が解けそうな問題を把握すること、そして一つずつ潰していくことが重要です。

おわりに

今回、2ヶ月で500点から855点まで上げた私の経験談を踏まえ、実践したこと3つを紹介させていただきました。

もちろん、TOEICのスコアが200点の人が500点まであげるのと、500点の人が800点まで上げるのでは、勉強のスタイル/困難の種類は違うかもしれません。ただ、基本となる攻略のベースは同じだと思っています。それは、①先ずは自分の知らないことに触れてみて(インプット)、その後、②自分が理解できているかを確認する(アウトプット)です。今回ご紹介した内容も基本はその2つ(インプット/アウトプット)が軸になっているかと思います。

勉強は地道でかなり苦しいかと思いますが、冒頭にも記述のとおり、TOEICは勉強した分だけスコアを伸ばすことが可能な試験だと思いますので、粘り強く取り組んでいけばきっと結果がついてくると思います。そして、皆さんの努力が結果に繋がることを願っています。

以上の内容が、皆さんのTOEICスコアアップに向けて、少しでも何かのお役に立てれば幸いです。

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