「就活で質問が思いつかない・・・」と悩んでいませんか?
就活において質問は避けては通れません。
ただ、逆を言えば、「おっ!」と思われるような質問をすれば、一目置かれる存在になり、内定が近づくはずです。
今日は、就活時の内定に繋がる優良質問(とNG質問)を紹介したいと思います。尚、説明会、OB・OG訪問、座談会、面接などどんな場面でも、活用出来ますので、ぜひ参考にして下さい。
【内定に繋がる優良質問】

- キャリアパスについて
- 入社3年目の社員はどのような活躍をされていますか?
- この会社の研修制度を拝見しましたが、年次が若い方がよく受講されている研修などありますか?
- 私は●●な仕事をしたい、●●なスキルを活かしたいと考えていますが、その場合の一般的なキャリアパスを教えてください
キャリアパスというのは、会社に入ったあと、とても重要です。自分の思い描いているキャリアパスとマッチしている企業なのかを、自分が大切に考えている価値観を挙げて、具体的に質問してみましょう。入社後のミスマッチを防げると同時に、会社側からも「この子は、入社後のこともよく考えているね、ふむふむ」と高評価です。特に、会社の若い方がどういった働き方をしているかを聞くというのがおすすめです。また、女性の方であれば、育児と仕事を両立させている方はいるかどうか?また、それを支える制度について聞くのも良いですね。
- 会社の雰囲気・社風に関して
- 会社の雰囲気について、一言で言うと何になりますか?また、入社後のギャップなどありますか?
- 職場の年齢層が、高いor低いように思ったのですが、世代を超えたコミュニケーションをする上で気をつけることはありますか?
- 社風で「●●」が大事だと謳われていますが、それを社員全体で認識を深める場などあったりするのでしょうか?
会社の雰囲気というは、企業のHPや説明会だけでは、感じにくい部分であり、入社後に、自分のイメージと違う雰囲気だったと思ってしまうことも少なくないでしょう。老舗の企業であれば年齢層が高い人が多いかもしれませんし、ベンチャー企業などであれば若い人が多いかもしれません。実際に、自分が入社したあとをイメージして、質問するのが良いでしょう。企業側も、それについて、「嫌な質問だな」と思うことはありません。
- 業務内容について
- 一概には言えないと思いますが、1日の仕事のスケジュールを教えて頂けないでしょうか?
- 繁忙期などあれば、教えて頂けないでしょうか?
- ●●の仕事をしたいと思っているのですが、御社で働く上で重要なスキル資格等あれば、教えて頂けないでしょうか?
- どういったことにやりがいを感じることがありますか?(失敗談などありますか?)
- 入社までにしておいた方がいいこと、などありますか?
業務内容を知るというのは就活ではとても大切です。漠然とした仕事のイメージを具体化して、かつ、入社後のやりがいや目標を見つけられることになるはずです。企業としても、そのような質問をされることで、目先の内定ではなく、その先の仕事を見据えている子だな、と思います。
【NG質問】

- 調べれば分かることを質問する、説明したことを質問する
- 3年以内の離職率はどれくらいですか?
- 企業理念は何ですか?
- 取り扱っている商品・商材はどんなものですか?
- 初任給はいくらですか?
調べれば分かること・一度説明したことを質問する人は、「何も調べてきていないな、話聞いてないな」と思われ、マイナスイメージにつながります。これは、会社に入ってからも同様です。何も調べず質問する人、説明したことを何度も聞いてくる人は、見限られてしまいます。勿論、会社が説明したくれたことに対して、「この点がよくわからなかったのですが、もう少し具体的な例や詳細を教えて頂けないでしょうか」というのはOKです。自分で調べた(説明をよく聞いた)上で、「●●はわかったのですが、▲▲が分からないので、教えてください」と聞くようにしましょう。
- 条件面だけを質問する
- 残業時間はどれくらいですか?
- ノルマって達成できないとどうなりますか?
- 福利厚生を拡大していく予定ありますか?
就活は、企業側からすれば「一緒に働きたいと思える学生」を探す場でもあります。そのような中で、条件面だけを気にする人は、果たして一緒に働きたい人と言えるでしょうか。あくまで仕事ですし、そこは、仕事の中身を聞くことが優先です。勿論、福利厚生などの条件も気になると思いますが、その場合には、仕事内容を聞いた上で、質問するのがベターでしょう。
- プライベートな質問をする、(他の人もいる場で)自分にしか関係のない質問をする
- どこに住んでいますか?
- 私の●●の資格は活かせますか?
- 私の大学の先輩はいますか?
就活と関係ないマナー違反な質問をするのは厳禁です。また、他の人もいる中で、配慮のない質問をするのは避けましょう。友達と話すのとはちがいます、たまにこのような質問している人も見かけるので、注意です。
【終わりに】
今回、質問の良い例と悪い例を紹介しましたが、「これを質問したらダメかな・・」「これを言ったら評価下がるかな」と縮こまる必要はありません。
質問はチャンスです。何度もそのような機会があるわけではありませんので、ある程度、企業については調べておいて、質問したいことは予め考えておきましょう。
自分では知り得ない”必要な情報”を、マナーを守って聞くことさえできればGoodです。
みなさんの就活が上手くいくことを願っています。
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