就活の面接で100%落ちる言動

就活

面接に正解はありませんが、「これだけはしてはいけない」というNG言動は存在します。

その中でも特に重要、だけど多くの就活生が陥りがちな100%落ちる言動について紹介したいと思います。

自分は大丈夫という方も、本当に大丈夫かをセルフチェックしてみて下さい。

逆に言うと、これら言動を避けて、適切に面接を受けることができれば、面接の通過率はグッと上がりますので、是非参考にして下さい。

就活の面接で100%落ちる言動

  1. 質問に対して、回答がズレている
  2. ESの内容と、言動がズレている
  3. 根拠が無い
  4. 抽象的な説明で、つまりどういうことか分からない
  5. 志望動機が弱い

1. 質問に対して、回答がズレている

あなたは、面接官の質問に対して、的確に回答していますか?

以下、NG例です。

面接官
面接官

あなたは”なぜ”自分の強みを

「協調性」だと考えているのですか?

学生
学生

私は、部活でもキャプテンをしており、

誰よりも、協調性は強いです。

面接官は、”なぜ”と質問しているので、「なぜなら〜」「理由は〜」と理由を説明すべきです。学生は一見理由を答えているようにも見えますが、「キャプテン=協調性が強い」ということはあくまで学生の考えであって、理由を説明しているとは言えません。自分が言いたいことを発言するのではなく、相手の質問に対して一言で答えられる癖をつけるようにしましょう。

2. ESの内容と、言動がズレている

面接では、事前に提出したESを面接官が見ながら進められることがほとんどです。そこで、あなた自身が書いたESの内容とあなたの発言が一致していない場合、一気に信用度が下がり、面接で落ちる原因となってしまいます。

以下、NG例です。

面接官
面接官

あなたの弱点について教えて下さい

学生
学生

私の弱点は、リーダシップ性が弱いことです。

どちらかと言うと、周りのサポート役に徹していることが多いです。

面接官<br>
面接官

あれ・・?

ESには「学級委員長や文化祭リーダー」にも

積極的に応募して、皆を率いたとあるけど・・・

言動が一致していないと、面接官はあなたの言っていることが信じられなくなってしまいます。誠実な学生を探している企業にとっては、ESと面接で内容が違うことは致命的です。

「そんなミスしないだろ」と思われるかもしれませんが、ESを提出してから、すぐに面接を行うとは限りません。3月ごろにESを出して、面接が6月ということもザラです。それだけ、ブランクが空いてしまうと、ESで書いた内容を忘れてしまい安くなりますので、面接の前には自分がESで何を書いたかについて必ずチェックするようにして下さい。

3. 根拠が無い

あなたの発言には、必ずその理由付けが求められます。その際、何かしらのエピソード経験や資格など、あなたの発言を補強する根拠が必要になります。逆を言うと、その根拠をあらかじめ考えておくことが必須です。

以下、NG例です。

学生
学生

私は昔から困っている人を見かけると、

助けられずにはいられない性格です。

面接官
面接官

良いことですね!

何かボランティアとかやられてたんですか?

学生
学生

いえ、特に・・・

面接官
面接官

では、何か具体的なエピソードなどありますか?

学生
学生

いえ、特に・・・

これは、まずいですよね。。。面接官からしてみると、「この人の言っていることは本当かな?」と、学生の言動を信用できなくなってしまいます。

また、他の例で言うと、「英語ができます」と言っているのに、「資格もなく・海外とのやりとり・海外生活の経験が無い」となってしまうと、本当に英語ができる人でもそれを裏付ける根拠が無いために、面接官には伝わりません。

このように、自分の発言には面接官が納得する根拠をしっかりと準備するようにしましょう!

4. 抽象的な説明で、つまりどういうことか分からない

あなたの説明に対して、面接官に「つまりどういうこと?」と言われないようにしましょう。どういう時にこの現象が起きるかと言うと、あなたの発言があまりにも抽象的な時です。

以下、NG例です。

面接官
面接官

入社後にしたい業務を教えて下さい

学生
学生

御社では、様々な経験を積んで、誰からも頼られる人材になりたいので、

幅広い分野に携わりたいと考えています。

学生さんは一見、きちんと答えているように見えますが、結局「つまり何がしたいのか?」が分かりません。たとえ、様々な業務をしたいと考えていたとしても、「先ずは、現場の最前線である営業で5年ほど経験を積み、御社の商品について知見を深めた後で、経営管理系の業務ができればと考えています。」など具体性を持たせるべきです。

このようなNG例は、優秀な学生さんに見られることも多いです。優秀な学生さんほど、難しい単語などを使って、さも適切な発言をしている風に見えるのですが、内容そのものは抽象的で、何を言っているのか分からないことがよくあります。

あなたの説明が具体的な内容になっているかどうか、チェックしてみて下さい!

5. 志望動機が弱い

これが、一番致命的なミスになる可能性が高いです。面接官は、学生に内定を出すときに考えるのが、その学生が本当に入社してくれるか(内定辞退をするというリスクを持っている)ということです。もし、内定を学生に出したとしても、内定辞退されてしまうと、企業側の採用計画が狂ってしまいますので、面接官は「本当にこの学生はうちの企業を志望しているのかどうか」というのをチェックしています。

以下、NG例です。

面接官
面接官

うちの商品で好きなものは何ですか?

学生
学生

御社の商品は全て好きです!

(やばい、何も調べてないから分からない・・)

上記は典型的なNG例ですね。企業のことを調べていない=志望度が低いと判断され、面接で落とされてしまう原因となってしまいます。仮に企業のことを調べていたとしても、その内容があまりにも浅いと、「この人は、取引先に行く時も、事前準備しないだろうな・・」と思われてしまいます。

面接の前には、その企業のHP・その企業に関するニュースに関しては、事前にチェックしておきましょう!

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