「転職サイトは、社会人で転職を考えている人だけが使用している」と思っていませんか?
実は、新卒で就活をしている学生の中には、転職サイトをうまく活用して、内定を勝ち取ち、勝ち組になっている人が大勢いることを知っていますか?
ズバリ結論ですが、「転職サイト」を参考にしてみて下さい。(おすすめは、新卒でも応募可能な求人を掲載している転職サイト「リクナビNEXT」)
新卒の就活で転職サイトは有効?

「新卒で就活している私でも、転職サイトは有効なのかな?」
⇨結論、有効です。
ただし、転職サイトはあくまで中途採用を目的にした求人情報媒体ですので、これをメインに就活を進めるというものではなく、情報収集ツールとしてのサブのものとして活用する必要があります。
そもそも、新卒と第二新卒(中途採用、転職)の違いを皆さんは適切に理解していますか?
新卒 | 第二新卒 |
・社会人経験無し(卒業を控えている) | ・社会人経験あり(既卒) |
・選考期間:2ヶ月〜6ヶ月 | ・選考期間:1ヶ月 |
・内定後は、4月入社がほとんど | ・内定後は、数週間で入社がほとんど |
・ポテンシャル採用で、基礎から研修 | ・即戦力採用で、基本的なところのみ研修 |
・個別面接に加え、集団面接もあり | ・基本は個人面接 |
- 注意点
- 働いていなくても、既に卒業していたら第二新卒扱い
- 新卒に比べ、内定後、入社するかどうかの決断にかかる期間が第二新卒は短い
- 新卒はあくまでポテンシャル基準のところがほとんど(育成前提)
転職サイトを利用するメリット
1. 新卒の就活サイト掲載されていない情報が得られる
新卒の就活サイトは、勿論ですが、社会人経験のない学生向けが理解できることを前提に、情報が掲載されています。一方で、転職サイトについては、すでに社会人経験のある方々をターゲットにしていますので、それらの方々にも満足してもらえるよう、情報が多角的・多用的です。ですので、新卒の就活サイトに載っていないような情報であったとしても、転職サイトには情報があると言ったこともよくあるのです。これにより、例えば、某A社を志望していた場合、新卒の就活サイトだけでなく、転職サイトでも、同企業を検索することで、より幅広く、情報を得ることが出来るのです。
2. 転職者の口コミなど、実際に働いていた人の生の声も分かる
これは、私が実感した中でも、一番大きなメリットがありました。いわゆる食べログのようなイメージで、転職サイトにも口コミの欄などが掲載されていることがあります。そこで、企業に勤めていた方のコメントを見て、実際に何時間残業していたのか、社内の風土はどうか、給料はどのくらいか、など、生の声が分かります。これにより、実際に説明会などでは、あまり知り得ない、深い情報を収集できます。勿論、あくまでコメントなので全ての情報が正しいかわかりませんが、試しに私が今勤めている会社の口コミを見たところ、私のイメージと口コミがほとんど合っていたので、個人的にはある程度信憑性はあるのではないかと感じています。このように、転職サイトの口コミなどから、実際に働いていた人の生の声を確認してみるといいでしょう。(あくまで参考程度に・・・)
3. 求人の具体的な要件・資質から企業が求めている人材を細かく把握できる
前段にも説明しましたように、転職サイトでは、新卒と違って、即戦力の人材を求めています。そのため、企業が欲しい人材が、実際に応募してくる人とミスマッチが起きにくいよう、求人の具体的な要件・資質が記載されていることが多いです。一方で、新卒の就活サイトでは、(一部を除いて)実際に働く部署などは、入社後に割り振られるため、それほど細かく要件や資質は明示されておりません。勿論、新卒なので、そこはポテンシャル採用ということで、要件・資質を必要以上に意識する必要はありませんが、自分の志望している企業がどのような人材を欲しているのかを詳しく知るというのは、就活を進める上で、ESや面接などで役に立つと思います。(転職サイトに記載のある要件・資質を踏まえ、ESに反映、また、面接で自分の強みに言及するなど)
最後に・・・
転職サイトは新卒で就活している人にもメリットがあります。ただし、繰り返しになりますが、転職サイトはあくまで中途採用を目的にした求人情報媒体ですので、これをメインに就活を進めるというものではなく、情報収集ツールとしてのサブのものとして活用して下さい!
また、もし新卒の就活サイトで手一杯という方については、無理に転職サイトを活用する必要はないです。あくまで、就活が進んでいて、さらに一歩先の情報が欲しいという方におすすめします。
皆さんの就活が上手くいくことを願っています☆
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