(コミュ力無し・口下手)面接通過しやすいカラクリ

就活

皆さんは、面接ではコミュ力・口が上手い人の方が面接通解しやすいと勘違いしてませんか?

実は、その真逆で、コミュ力無し・口下手の方の方が面接通過しやすい傾向があります。

今日は、そのカラクリを解説したいと思います。

(コミュ力無し・口下手)面接通過しやすいカラクリ

それは、コミュ力(コミュニケーション力)の定義が学生と社会人で全く異なることです。

学生にとってのコミュ力については、

 ⇨「誰とでも話せる能力」を一般的に思い浮かべませんか?

一方で、社会人にとってのコミュ力については、

 ⇨「相手の要望を正確に理解し、それに適切に応える能力」を指します。

どうでしょうか、ピンときますでしょうか?

学生時代、あなたの周りでコミュ力が高い(高かった)人を思い浮かべて下さい。その人は、さまざまな人と交流して、例えば、サークルでも活発に動いていたり、また、歓送迎会などでも、多くの人と積極的に話していませんでしたか?

これが、学生にとってのコミュ力が高い人です。(私自身も学生時代はそう思ってました)

一方で、社会人、ビジネスの場では全く異なります。あくまで、仕事を土台に、相手の相手の要望を正確に理解し、それに適切に応える能力が高い人のことを、コミュ力が高い人と呼びます。すなわち、学生時代にコミュ力が高かった人(誰とでも話せた人)でも、社会に出てからは、その人がコミュ力が高いとは限らないのです。逆に、コミュ力が高くなかった人(あまり交友関係が広くなかった人)でも、相手の要望を正確に理解し、それに適切に応える能力があれば、コミュ力が高い人と呼ばれ、仕事上でも周りから頼りにされます。

この違いを理解しているかどうかというのは、就活を進める上で重要です。(私自身は会社に入った後で、この違いを理解しました。就活で理解している人は、理解していない人よりも相当有利になります。)

面接において意識すべきこと

就活の場では、企業側は「一緒に働きたい学生」を探しています。

この時に、適切にコミュ力の定義の違いを理解していれば、「一緒に働きたい学生」というのが、「誰とでも話せる人」ではなく、「相手の要望を正確に理解し、それに適切に応える能力を持った人」だと分かるはずです。すなわち、面接で、アピール・意識するポイントというのは、「相手の要望を正確に理解し、それに適切に応える能力」だと言えます。さらに具体的に言いますと、面接官の質問・要望に対して、100%的確に回答するというのが面接では重要なのです。

それを踏まえ、どうすれば、その能力が身につけられるかについて解説します。

先ずは「質問・要望されていることが何か」というのを適切に理解して下さい。例えば、「理由を教えて下さい」だったり、「あなたの考えを教えて下さい」などです。あなたにとって投げかけられた質問・要望の意味を先ずは適切に理解して下さい。

次に、その質問・要望されていることに対して、自分の結論を一言で言って下さい。その次に、結論の理由を繋げるようにしましょう。

まとめると、

「質問・要望を適切に理解」⇨「結論を言う」⇨「結論の理由を言う」という流れです。

一見、当たり前のように思えるかもしれませんが、これが一番と言っても良いくらい重要です。普段、このようなことができている人でも、面接の場では緊張して、これが出来なくなるということも想定されますので、決して馬鹿にせず、しっかりと意識しましょう。

私の経験談ですが、集団面接で隣にいた超有名大学の学生が、「なぜ、そのように思ったのですか?」という面接官の質問に対して、「これが、〜なって、今では自分の強みだと自覚しています」と回答していました。

全く、質問と回答が一致していないですよね??? これが就活の実態です。

最後に

「自分はコミュ力がないから就活不安・・・」と思っている方、今日解説しました通り、社会人にとってのコミュ力が高い人というのは、「相手の要望を正確に理解し、それに適切に応える能力を持った人」ですので、そのような不安を抱く必要は全くございません。

また、社会人にとってのコミュ力も、後天的に鍛えることができますので、今日紹介したポイントを意識して是非面接に望んでください。

皆さんの就活がうまくいくことを願っています☆

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