(学歴・資格不要)ES通過率を上げる方法

就活

「ESなんて、どうせ学歴とか資格有無で決まるんでしょ?」と思っていませんでしょうか。

確かに、学歴や資格有無によって、通過率が上がる可能性はあります。ただ、逆にそれらが無いとES(エントリーシート)が通過しないということではありません。

本質的に通過するESを書いていることが最重要です。ESが通過しないことを、もし学歴や資格がないことが原因だと思っている方がいれば、是非この記事を見て、修正すべき点を認識して、改善してみてください。びっくりするほど、通過率は変わってくるはずです。

ES通過率を上げる方法

  1. 結論から書く
  2. 見やすい構成にする
  3. 他人との差別化(個)を意識する
  4. 読んで分からない文章を書かない
  5. 企業が欲しい人材とマッチする強みをアピールする

1.  結論から書く

これは、”超超超”重要です。必ず、「結論⇨理由⇨理由の詳細」の順で書くようにしてください。もし、「大学2年生の時に、〜して〜に貢献しました。そこから〜の強みを見つけました」など、時系列で書いていた場合、これは即修正しましょう。極論で言いますと、面接官が知りたいのは、結論のみ、具体的には、「あなたはどのような人ですか?」ことのみですので、相手が知りたい情報を先に出すように意識しましょう。また、補足しますと、ESで記載したことは面接の場でも、話すことになります。「面接で話している途中で、言いたいポイントからずれてしまう」といったことも避けることにも繋がりますので、必ず結論から書く(話す)ことを心がけましょう。

2. 見やすい構成にする

例えば、ESの文字数が400文字だった場合に、あなたが改行もせずに400文字びっしり書いていた場合、読み手はとても読解が大変です。面接官は、1日に何十・何百とESを読むことになるので、読みにくいESはそれだけで、「読むの嫌だな」となってしまいます。(面接官も人間ですので)ですので、まずは読みやすい構成というのを意識しましょう。例えば、以下のようにしてみては如何でしょうか。

【私の強み】

  1. リーダーシップ
    1. 理由:〜だから(エピソード含む)
  2. 計画遂行力
    1. 理由:〜だから(エピソード含む)

3. 他人との差別化(個)を意識する

あなたが特別な能力・経験を持っていれば話は別ですが、もしそうでない場合(大抵の人が該当)、あなたのESは他の人に埋もれてしまう可能性があります。上記”2”にも書きましたが、面接官は、1日に何十・何百とESを読みます。そこで、あなたのESの内容がありきたりなものだった場合、面接官の印象に残らず、通過しない可能性が高いです。「じゃあ、嘘をついてでも、秀でた才能・経験を書いた方がいいのか」というわけではありません。あなたのオリジナルのエピソード(具体的な数字があれば、なおよし)を書いて、面接官の印象に残るようにした方がいいということです。例えば、以下のとおり。

NG:「私の強みはコミュニケーション力です。最初は、ばらばらだったメンバーを私が中心になってまとめ、最後の大会で優勝することができました」

OK:「私の強みは、コミュニケーション力です。私は入部初日に、メンバー100人の名前を暗記の上、365日毎日、全員に対して自分から挨拶をして積極的に親睦を深め、元気のないメンバーにいち早く気付けるようになり、最終的にメンバーは自分のことを”お母さん”と呼ぶようになりました。」

4. 読んで分からない文章を書かない

これは文字通り、面接官があなたのESを読んだ時に「これってどういうことだろう」「何でそういう結論になったのか」「主語がごちゃごちゃで分からない」といった文章を書かないということです。ポイントとしては、第三者から見て疑問なく読める文章かどうか、また、5W1H(いつ・どこで・誰が・なにを・どのように・なぜ)を意識して書くことです。最終的には、家族や友達などの第三者に読んでもらって、疑問なく読めるかどうかを確認してもらうことをおすすめします。

5. 企業が欲しい人材とマッチする強みをアピールする

ESには、あなたの強みを書く欄がありますが、企業が欲しい人材についてHPなどで確認した上で、その人材と自分の強みがある程度マッチしているかを事前に確認した方が良いです。例えば、命に関わるため、失敗絶対に許されない医療系の企業が「慎重かつ丁寧な人材」を求めていた場合に、「失敗を恐れず、ひたすらチャレンジできるのが自分の強み」とアピールしていても、不採用となるのは目に見えて分かると思います。ここでは、少し極端に例をあげましたが、ある程度企業が求めている人材と合っていた方が、企業の代表である面接官としても通過させやすいので、その点は意識した方がいいと思います。

先ずは、1つのESの完成度を高めることが最優先

多くの企業にESを提出する学生も多いと思います。ESには提出納期がありますので、毎日たくさんの時間をESにかけていることでしょう。

ここでポイントなのが、手当たり次第にESを書いて提出するのではなく、まずはつのESの完成度を高めることです。

ESは企業によって、記載する内容・文字数はバラバラです。ただ、根幹は同じで、基本は①自己PR、②ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)③志望動機の3つです。

③については、志望する企業によって修正が必要な部分が出てくると思いますが、①自己PRと②ガクチカは基本的に横展開(他の企業のESに活用)できます。ですので、一度完成度の高いESを作成してしまえば、同じ内容を用いて、微修正のみで他の企業にES提出ができるため、労力削減にも繋がります。

だから、繰り返しになりますが、先ずは1つのESの完成度を高めることを最優先にして下さい。

その完成度によって、ES提出の全体での通過率が変わってきますし、ES提出にかかる時間も効率化されます。

皆さんの就活がうまくいくことを願ってます☆

コメント

タイトルとURLをコピーしました