営業以外で働きたい文系のあなたへ(『営業だけは嫌だ』という方におすすめ)

就活

『文系だと営業職になりやすいって本当?』『私文系だけど、営業だけは嫌だ』

そんな方々に向けて、文系学生が営業以外で働く方法をご紹介します。

『文系だと営業職になりやすいって本当?』

『文系だと営業職になりやすいって本当?』

⇨半分本当、半分違います。

本当というのは、技術系に比べると、営業職になる可能性はぐんと高いということです。

一方で、違う理由としては、営業職だけが文系の仕事ではないということです。私の同期は80人程度、うち30人が文系でしたが、半分近くは営業職の配属であったものの、もう半分は違う職種でした。

業界などでその割合が変わるので一概には言えないところではありますが、

とは言え、文系である限り、営業職になる可能性は一定程度あるのが現状です。

営業以外で働く方法

『そうは言っても、営業職だけは嫌だ』という方いませんか?

営業職以外だと、

経営管理

人事・法務

財務・経理

法務・知的財産

調達

IT

広報

などが例として挙げられます。

『私、文学部だから、財務とか法務はダメだし・・・』と思われている方、学部と関係のない職種であっても全く問題ございません。私の会社でも、文学部卒の人が財務をしていたり、経済学部卒の人が法務をしていたりします。学部と関係があった職種の方が、多少仕事の取っ掛かりが早いというメリットはあるかもしれませんが、正直すぐに慣れます。また、大学4年間で学んだことだけで専門家!と言い切れるほどの人はほとんどいないのではないでしょうか。。。

ですので、営業職が嫌だという人は、上記どれでも希望する余地があります。

とは言え、配属を決めるのは会社なので、あなたの希望が通るとは限りません。

そこでおすすめなのが、職種ごとに採用している企業に入社することです。企業の募集には大きく2パターンあり、一つが入社した後に配属を決めるパターン(総合職採用と呼ばれます)、もう一つが就活の時点である特定の部署に絞ってエントリー、入社するパターン(職種別採用と呼ばれます)です。

もしどうしても営業職が嫌だという方であれば、後者の職種別採用に応募するのがおすすめです。

ただ、一点注意なのが、職種別採用での定員は、営業職に比べて少ないことが多いです。この点のリスクをしっかりと理解した上で、就活を進めるのが良いと思います。

『営業職以外がいいけど、職種別採用だと競争が激しくて、内定貰えない可能性があるのか。。。

 内定貰えないのはもっと嫌だ』という方、総合職でも営業職意外に配属されやすいテクニックを伝授します。

総合職で就職した場合に、営業以外に配属されやすい方法

私自身、総合職で就職したのですが、何がなんでも営業職以外が良いと思っており、考えに考え抜いた末、ある方法を思いつき、その方法で経営管理系の配属になったので、その方法を伝授します。

まず、一つ目が、配属希望に「営業職」及び「営業職に近い職種」を書かないことです。企業にもよるかと思いますが、総合職の場合、内定後もしくは入社後に、配属希望を提出します。この時に、一つの部署を書くのではなく、基本は第三希望あたりまで書くことが多いです。その時に注意したいのが、第一希望は勿論のこと、第二希望・第三希望にも営業職・またそれに近い職種を書かないことです。第二・第三はなんでも良いやと適当に書いてしまい、その結果、この職種で良いなら営業職でもいいだろう、とされることがあります。意地悪な人事出ない限り、真逆の配属希望の人に営業を出すというのは、理由づけがいるかと思いますので、とりあえず配属希望は第三希望まで注意して提出しましょう!

もう一つが、営業職に向いていないことをアピールすることです。私の場合、「お酒が飲めないのでとにかく営業職だけはやめて下さい、他であればなんでも構いません!」と人事の方に直接言って、人事の方は私のコメントに笑っていましたが、結局希望を聞いていただきました。(今でもその方とは会社でよく話します。)今の時代、飲みニケーション的なことは少なくなっていると思いますが、やはり営業職である以上、他社とのコミュニケーションの場が多くあるので、そう言った交流スキルが必要とされています。ですので、そのようなスキルがないということをアピールするのは効果があります。ただ、ここで注意なのが、内定をいただいた後にスキルないアピールをして下さい。内定いただく前に、この部署は嫌だ、私には向いてないなど言ってしまうと、配属どころか、内定すら獲得できない状況になってしまいますので・・・

営業に向いている人・向いていない人

仕事には向き・不向きがあります。最初から全てチャレンジしないのはダメですが、自分の苦手な分野で勝負するより、得意な分野で勝負した方が、将来が明るいのは明白です。

営業職の特徴としては、「無理を言う客からのストレス」「社内・社外との調整のストレス」「ノルマへのストレス」などがあります。これらを、活力に頑張れる人は向いていると言えますね。

営業職を否定する感じで書いてしまいましたが、営業職のメリットも勿論ございます。やはり、最前線で働き「ものを売る」というのはビジネスの基本ですので、転職してもどこでもやっていけるでしょうし、少なくともすぐにはAIに代わられることのない領域だと思います。また、新卒で入って営業職で入ると、自社の商品について詳しくなれるという利点もあります。

(私のある同僚は、もともと経営管理系の職種だったのですが、社内の調整仕事に嫌気がさし、利益を生み出す最前線の営業で働きたいと、転職していきました。)

営業職についてよく理解した上で、自分がどういう道に進みたいのかを考えるのが一番良いかと思います。

最後に・・

「営業なんて嫌だ」と思っていても、最終的に営業職に配属される可能性はあります。ですが、自分では向いていないと思っていたとしても、案外向いていたりすることもあるものです。一度チャレンジしてみて、合わなかったら職種・仕事を変えるというスタンスでも良いのではないかと個人的には思います。

皆さんの就活が上手く行くことを願っています☆

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