「・・・的な感じなんですよね」と友達と話すような口調で、面接を行っていませんか?日頃自分が気づいていないだけで、無礼な話し方になっている可能性も十分にあります。また、子供っぽい話し方をしていると、それだけで、マイナス印象に繋がってしまいます。
本日は、面接で注意すべき話し方を紹介します。
自分は大丈夫、と思っている方も、本当に大丈夫かどうかをチェックしてみてください。
【面接】注意すべき話し方

1.友達言葉
「普通に」「的な」「なんていうか」「めっちゃ」⇨ 使わない
上記のような友達言葉を面接でも使っていませんか?面接で緊張していても、日頃使用しているワードは無意識のうちに口から出てしまう可能性があるので、よく意識して話すようにしましょう。
2.歯切れの悪い話し方
「一応(多分)」⇨ 使わない(「です」と断定する)
「一応、そうなんです」みたいな表現よく使いますよね・・ただ、幼く聞こえますので、面接では使わないようにしましょう。もし癖がついてしまている人は、「はい、●●です。はい、私は●●で〜」と言い始めに「はい」をつけることをおすすめします。
3.一文一義でない話し方
「〜でして、また、〜でありまして、また、〜」⇨ 1つの文章・言葉に一つの意味に限定する
「一文一義」というのは、文字通り、一つの文章に一つの事柄だけを書くことです。一般には、文字を書くときに、一文一義が謳われますが、口語でも基本は同じです。長々と話していると、結局あなたが何を伝えたいのか、というのが分かりづらくなってしまいますので、「〜です。さらに〜」と一つの文章・言葉に一つの意味に限定するよう、区切って話しましょう。
4.5W1Hが明確でない話し方
「一生懸命取組みました」⇨ 「いつ・どこで・誰が・何を・なぜ・どのように」を明確に
これは、比較的ESなどの書きもので陥りがちなミスでありますが、話言葉でも要注意点です。自分が言いたいことが先行して、主語が抜けていたり、理由が抜けていたりしませんか?相手の立場に立って、分かりやすい説明になるよう、5W1H1というのを心がけてみてください。また更に良い表現にしようとすると、5W1Hに加え、数字などを使って、具体性をもたせると、相手からもイメージがつきやすくなります。
5. 無礼な応答表現
「なるほど」「分かりました」「ごめんなさい」⇨「承知しました」「申し訳ございません」
上記のような言葉、特に問題ないと思って知らず知らずのうちに使っていませんか?全て、ビジネスの場では、使用しない表現ですので、要注意です。(ここは敬語をどれだけ正しく使用できるかというところで、極めて日本っぽいところですね。)この辺りの表現は、そもそも、問題ないものとして使っている人が多く見かけられる言葉なので、もし、今日初めて知ったという人はこれから改善しましょう。
対面の面接で気をつけること(豆知識編)

対面での面接で気をつけることに関して、これまでの経験を踏まえ紹介します。(web面接での気をつけることは、「就活Web面接NG行動」として、別に記事を書いてますので、そちらをご参照ください。)
・入室後、面接官が「どうぞ座ってください」と言ってから着席する
・カバンを椅子の横に置いたときに、倒れないようにする
・自信がなくても、緊張していても堂々と話す(それだけで全く印象が変わります)
・わからないところ・聞き取れなかったところは、きちんと伝える
・携帯の電源は切っておく
・背もたれには極力もたれかからない、姿勢を正す
・相手の目を見て話す
・ドアを閉める際、最後までドアノブをつかんでゆっくりと話す
以上です。どうでしょうか、知らなかったところ、意識していなかったところはありましたでしょうか。面接で重要なのは、とにかく「場数を踏むこと」です。何度も面接の機会を経るうちに、自信もついてきて、緊張感も和らぎますので、面接に不安感を感じている人こそ、面接を何度も繰り返し行ってください。時間はかかりますが、それが一番の近道だと思います。また、話し言葉については、スマホの録音機能などで、自分の音声を自分で聞いてみることをおすすめします。
皆さんの就活がうまくいくことを願っています
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